「金持ち父さん 貧乏父さん」感想 もっと早く読んでおけばよかった

ロバート・キヨサキさんの本、金持ち父さん貧乏父さんを読みました。

結構前に流行った有名な本で、そういえばこれまだ読んでないな…くらいの気持ちで手に取ってみました。

結果、もっと早く読んでおけばよかった!と後悔しております。

金持ち父さん 貧乏父さんは読み物として面白い

この本のタイトルや、ビジネス書のコーナーに置かれていることから小難しく経済について書かれている本なのだろうなぁと思い込んでいました。

思い込みって怖いですね。

まず読み始めて思ったのは、ちょっと小説のようだ…ということです。

この本は著者のロバート・キヨサキさんが9歳のころの話からスタートしています。

著者の書き方のせいなのかはわかりませんが、特に前半は映像が浮かんでくる内容でビジネス書や自己啓発書というよりは小説でした。もちろんきっちりお金に関するわかりやすい内容も書かれています。文学が好きな方も是非!

お金に対する気持ちが変わる

少し前まではタイトルに金もちとか稼ぐとか投資とか書かれていると、どこか敬遠してしまう自分がいました。そんな感情をもつ人の気持ちについても書かれていました。

フリーランスになってからは確定申告などで自分のお金と嫌でも向き合わなくてはならなくなったので、お金の本も読むようになりました。

この本では、金持ちになりたければお金について勉強しなければならないことを伝えています。大切なことは頭でものを考えることだということも。

学校でもお金について学ぶ機会なんてなかったし、フリーランスになってこの本に出会って気持ちを改めるまで時間がかかりすぎたことが悔やまれます。

なぜ自分が貧乏なのかが明確にわかった

この本に登場する金持ち父さんの解説はとてもシンプルでわかりやすいです。いくつか図で説明してくれているのですが、お金のことを考える時、ものを買う時にその図が頭に浮かぶようになりました。

その図は是非本で見て欲しいのですが、私は見事に貧乏な人の図に当てはまっていました。(悲しい)

その図をみてから、負債と資産の違いが明確にわかるようになりました。人生何にお金をかけるべきか考えさせられます。

フリーランスになりたい人は必読!

だいぶ前に流行った本だからもう読んでるよ!という声が聞こえてきそうですが、私みたいに「金、金ってあんまり言いたくないし」なんて考えてまだ読んでいない人には是非手に取ってもらいたいです。

ただ、感化されすぎてすぐに投資に手を出すのはやめましょう。(私も含めて)やはりリスクをとるものにはそれなりの勉強が必要ですよね。

この本に出てくる投資に関しては、私の中では自分への投資に置き換えて読みました。
芸術や音楽作品を作ることも投資につながるというのは音楽家として嬉しくあります。

以上、ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん 貧乏父さん」のお話でした。

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